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2005'07.30.Sat

学術フロンティア;シンポジウム(4)最終日

学術フロンティア2日目(最終日)です。
わが班からは、最初の2つの報告があります。
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9:30~10:20 清朝档案資料の高度利用―満洲語文書のデジタルアーカイブ化より―
(加藤直人 ○綿貫哲郎)

10:20~11:10 『清国漂流図』のデジタルアーカイブ化―絵巻物史料の高度利用―
(柳澤 明 ○江場山起)

11:10~11:20     休憩

11:20~12:10 ポリグラフ検査電子アトラス第二版の開発
(○久我隆一 依田麻子 小杉常雄 寺門正顕 鈴木博之 政本 香 三村 覚 市川優一郎)

12:10~13:20     昼休憩

13:20~14:10 喜多村緑郎文庫のデジタルアーカイブ化
(森井マスミ 小平麻衣子 金子明雄 ○紅野謙介)

14:10~15:00 「明月記」自筆本のデジタルアーカイブ化
(○藤平 泉 千葉篤胤)

15:00~15:10     休憩

15:10~16:00 地理教育支援システム―地理情報アーカイブの高度利用―
(赤木剛朗 牛田伸一 小笠原喜康 ○夜久竹夫)

16:00~16:50 顔情報デジタルアーカイブの構築とその応用
(○山田 寛)

16:50~17:00 閉会の挨拶
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2005'07.29.Fri

学術フロンティア;シンポジウム(3)初日

学術フロンティア初日のプログラムです。
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9:30~ 9:40 開会の挨拶

9:40~10:00 学術フロンティア推進事業の概要について
(戸田誠之助)

10:00~10:30 デジタルアーカイブ基盤システムの構築
(小嶋 徹 毛利康秀 ○谷 聖一 戸田誠之助)

10:30~10:40     休憩

10:40~11:30 地震被害とその対応の記録史料
(○中村順昭)

11:30~12:20 会話時における中国人の非言語的伝達行動について
(平井和之 ○輿水 優 ○陳 文 芷)

12:10~13:20     昼休憩

13:20~14:10 脳波(周波数成分)データに関するデジタルアーカイブの構築とその利用
(○森 昭雄 雪吹 誠 峰島孝雄 青山清英)

14:10~15:00 地理情報デジタルアーカイブの利用:GISと空間分析分野
(○高阪宏行 関根智子)

15:00~15:10    休憩

15:10~16:00 地理情報デジタルアーカイブの利用:リモートセンシングと地理モニタリング分野
(○山川修治 ○藁谷哲也)

16:00~16:50 農業地域情報のデジタルアーカイブの構築と高度利用
(○水嶋一雄 松村祝男 小倉 眞 田野 宏 鈴木康夫 落合康浩 宮地忠幸 両角政彦)
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2005'07.28.Thu

学術フロンティア;シンポジウム(2)

わが「中国文書等資料班」からは、文書資料(綿貫)・絵画資料(江場)の二人が報告します。

以下は、パンフレットの原稿です(当日、配付のものとは多少異なります)。

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(1)7月31日(日)9:30~10:20
清朝档案資料の高度利用
―満洲語文書のデジタルアーカイブ化より―

加藤直人 ○綿貫哲郎

1.目的;档案資料の高度利用
 档案とはわが国の公文書のことであり、清朝档案とは、中国最後の王朝といわれる清朝(1635~1911年)時代に作成された公文書のことである。北京の中国第一歴史档案館をはじめとして、台湾・アメリカ・欧州、そしてわが国にもまとまった数量の档案資料が残されている。すでに台北の国立故宮博物院など多くの研究機関で、デジタル化がおこなわれている。長い間満洲語档案資料を用いた研究は、①資料閲覧の制限、②満洲語档案資料が重要視されていない、③漢語編纂資料が比較的充実している、④近代以降の満族・満洲語への偏った認識など、歴史学では必ずしも多数派ではなかった。ようやく最近5年ほど前あたりから、満洲語档案資料を利用する研究者が増加しつつある。

2.清朝档案資料研究の100年―「アナログアーカイブ」から「デジタルアーカイブ」へ―
 今年は、内藤湖南が中国瀋陽の盛京故宮において、『満文老档』を発見することで、近代歴史学として清朝档案資料研究が始まってから、ちょうど100年目にあたる。さらにわが国の東洋文庫において、神田信夫・松村潤・岡田英弘各氏らが満文老档研究会を結成し、のちの「定本」と称されるべき『満文老档』(全7冊、1955~1963年、東洋文庫)が翻訳・出版されてから50年の節目にあたる。18世紀に清太祖ヌルハチから清太宗ホンタイジの清朝建国をまとめた該档案資料は、がんらい削除・加筆・訂正などがいたるところになされ、長期間にわたって用いられ続けてきたことが読み取れる。そして当該部分を詳細に検証することで、清朝の政治体制の変容の一端が明らかにされてきた。活字化されるにあたり、それらタイムラグである削除・加筆・訂正部分は踏襲・継承され、現在でも基本的な表記方法は変化していない。

3.当面の課題
 当班では昨年度に、綿貫が「清朝史研究におけるデジタルアーカイブの利便性―『史料』と『資料』のはざま―」と題した小稿を著した。小稿では「利便性」ついて初歩的な問題提起をしたが、本報告では清朝档案資料を用いる研究者が抱えている論文執筆・投稿などで発生するいくつかの問題を、デジタルアーカイブの構築と高度利用によってどのように補完できるのか、というアプローチから整理してみたい。


(2)7月31日(日)10:20~11:10
絵巻物史料の高度利用
― 『清国漂流図』のデジタルアーカイブ化―

 柳澤 明 ○江場山起

1. 目的―絵巻物の高度利用
『清国漂流図』は,序に文化11年(清嘉慶19年; 1814)とあり,江戸時代末期に描かれた絵巻物である。絵巻物は形状が取り扱いに不便であることから,木版本,写本,古地図等の各種史料に比し,デジタル化が立ち遅れてきた。これまでにも,主として展示時の不便の解消,史料保存等の観点から,いくつかの試みがなされているが,①画像が細切れになる,②閲覧箇所が全体の中のどの部分であるかを把握し難い,③詞書が鮮明に読み取れないなど,多くの問題を抱えている。本報告では,『清国漂流図』の史料的価値を示すとともに,デジタルアーカイブ化を通じた絵巻物の研究への高度利用をめざす当班の取り組みを紹介する。

2. 『清国漂流図』の概要
 『清国漂流図』(早稲田大学図書館所蔵)は,文化7年(清嘉慶15年; 1810)に,那覇から薩摩に向かった薩摩の交易船長久丸が,嵐に遭遇して難破し,乗組員が揚子江口付近に漂着して,清側の役人に取り調べを受けた後,同年12月に帰国するまでの過程を,乗組員の手記に基づいて編纂した全3巻(40cm×巻上: 2312.8cm, 巻中: 2217.4cm, 巻下: 2365.8cm)の彩色絵巻である。「現存する漂流図記の中で最も美しい写本とひとつ」(『早稲田大学図書館館蔵資料図録』早稲田大学図書館, 1990)とされ,詞書30段,絵図46段からなり,近世の日本人が見た清国江南の風俗が詳しく描かれている。この漂着事件は,長崎奉行所の判決記録を収めた『犯科帳』,清の琉球関係档案を集成した『清代中琉關係档案選編』等の関連史料によっても確認できる。

3. 当面の課題
 当班は平成16年度中に,大型ブックスキャナを用い,すでに全3巻のスキャニングを終えた。本年度上半期においては,画像編集,関連史料調査に加え,日本大学文理学部国文学科粕谷研究室と共同で,詞書の読解及び全文のテキスト化を進めている。また,本格的なアーカイブ構築に向けて,サムネイル画像の効果的な表示,画像とテキストの有機的関連付け,詳細画像の表示,関連情報の参照表示,検索機能の充実等の課題に取り組んでいる。
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2005'07.28.Thu

日本大学文理学部;学術フロンティアシンポジウム

7月30日(土)・31日(日)と日本大学文理学部にて、公開シンポジウム「デジタルアーカイブの構築と高度利用」と題したシンポジウムを開催します。

 場所は、図書館3階のオーバルホールです。世田谷区公報にも載っておりますので、研究者以外の方もお気軽にお越しください。

くわしくはhttp://da.chs.nihon-u.ac.jp/まで。
アクセスはhttp://www.chs.nihon-u.ac.jp/index-con/access_f.htmlこちら。
チラシhttp://da.chs.nihon-u.ac.jp/news/img/050722.pdf(PDFファイルなので、少々重いです)です。
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